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星を掴めるのか推察中の田舎者の記。 通りすがりの拍手の方、どうもありがとう ございます。
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先日日曜に新聞の書評欄を見てたら、
あさのあつこさん『ありふれた風景画』が刊行されてて、
「うお欲しい・・・っ!」と思って昨日本屋に行って並んでいるのを確かめました。
でもまだ買ってません。
CDとDVDと同様に買いそびれの本が多々あるからです。
うーん。誕生日のリクエスト権を行使しようかなあ・・・。
学生時代『別冊文藝春秋』で読みつつも、
卒業したんで途中からどう展開したのかが判らんのです。
家にハードカバーが増えたって良いんだ、
あっしは本が読みたい。

てな話の後に感想。
ホントはもっとはやく読み終わるかと思ったけれど意外とかかっちゃったなあ。

北野勇作 『どーなつ』 
ハヤカワSFシリーズ Jコレクション  2002


まあ何で読み終わりがこんなに遅くなったかと言うと、
1話を読み終わって「判んない・・・!」と思っちゃったからなんですが、
こないだ久々に電車に乗る機会があって、
電車の中で読んでたらすんなり読めたわけです。
理由は不明にしろ。

全10話、何かが何処かで繋がっているんだけれど、
それがものすごく明確なのかと言えばその逆でものすごく曖昧。
「おれ」の記憶だけが交錯して、
記憶に関わる何かはほぼポッカリと空白になってて、
「ああだから『どーなつ』なのかもしかして!」
と思いました。

何か自分の好みにはフィットしてました。
「月が印象的な小説」とか「色彩が印象的な小説」がそもそも好きなんですが、
最近「記憶に関して印象的な小説」ていうのも好きで、
『どーなつ』はそんな作品だなあ、と。
ただ「どんな話だった?」と言われると困るような気がします。
電気熊のことなら語れるんですが。

電気熊。
熊型の作業機械。操縦者の頭脳と直結して動きが可能。
てな感じのものなんですが、
この存在がいちばん好き。
操縦者の記憶を奥底に留めていることがあって、
事情により別の人が乗ることになると、
その人に熊が留めておいた記憶が何でかその人に入り込むようになってたり。
乗ってるうちに自分の記憶も人の記憶もごっちゃになってって、
そのシステムがとても好きなのでした。
人の記憶だってそもそもホントに頼りにならんことだってあるのに、
勝手に人の記憶が入ってきて、
しかもそれが「自分のものかどうか」が判らない。
そういうのは好きです。

そんな感じでむしろ雰囲気を楽しんだ小説でした。
細部が読み解けるようになるには、
もっと読み返さねばいけないようですが、
図書館に返さなくてはいけないのでね。こんな感じで。

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プロフィール
HN:
シリュウ シノブ
性別:
非公開
職業:
足軽(にわか)。
趣味:
読書。音楽(聴くのみ)。等々。
自己紹介:
プロフィール画像は、
かつてのブログペットのけーわくさん。
記念にとっといた回。
しかし台詞はなんじゃこりゃー

どっかにハマるとしばらくそればかり、
ただし若干年相応ではない。
が、本人至って気にせず,
欣ちゃん言うところの
「はじめて聴いた時が新曲!」理論で
マイペースにやっております。
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