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星を掴めるのか推察中の田舎者の記。 通りすがりの拍手の方、どうもありがとう ございます。
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いつもの『待っていた用心棒』です。

8話「雪あかり」。
武家の妻・綾乃は郎党の男とともに、
実家から梅の盆栽を持ち帰る途中であった。
梅の盆栽を夫が家老にあげるために取りに帰ったのである。
しかし雪道で歩みは思ったほど進まず、
途中の旅籠に泊まることに。

その旅籠前に野良犬の旦那とこのふたり連れが、
小さな小屋で会うのだけれど、
この話の旦那はいつもの重々しい感じの旦那。
…むう。
野良犬の旦那を怪しむふたりだが、
追いはぎではない、それより足袋を乾かしてやれ、と男に言う旦那。
この郎党の男がとても優しい。つかかいがいしい。
良い主従関係だなあ、とホッコリ見ます。

一軒しかない旅籠には、ふたりより先に来ていた野良犬の旦那が。
生憎の雪で相部屋となって、ふたりが案内された部屋に、
ひとり窓を少し開けて外を眺めている旦那。
そしてその階下、
何でか台所で「飄々と」飯炊き釜の穴をふさいでいる品田さん。
青文字連打すんません、いろいろこう、ドガン、ときたもので…!
そんなことをしていたら旅籠にまたお客が、
今度は捨て犬の旦那、しかも女連れ。
おおおいろぺえはなしだ!と思ったら沢庵片手に入口をつるっと通る品田さん。
捨て犬の旦那を見つけて声をかけ、
相部屋どうだね、と声をかけますが一蹴。だって女連れ。
捨て犬の旦那は別の部屋に通されますが、
やれその中で連れてきた女・かがりにとあることで、
「冷たいんだねえ」と言われ、
「…雪が降ってるからな」とサラリと答えます。何もう捨て犬の旦那!
…ええごめんごめん。ここすごいときめいてしまった。

更に旅籠に男が来ますが、
男は旅籠にいるはずの客に用事があると言ってずんずん入っていきます。
各部屋を開けては失礼、開けては失礼、と人探し。
どっか一部屋きちんと戸を閉め切っていかないところもあったけど。
男には狂犬の旦那が用心棒としてついてきており、
野良犬の旦那&品田さんが泊まっている部屋で再会です。
そして男は妻である綾乃と自分の家の郎党にそこで出会います。
男はご家中の情勢が変わってしまい、
与していた家老が既に幽閉、切腹の噂もあり、
自分も命を狙われているからこれから逃げるのだ、と勝手なことを言いますが、
そこに正論をぶつける郎党の男。
野良犬の旦那方も郎党の男の意見を正しいとして男を突っぱねます。
そうこうする間に踏み込んできた追手。
野良犬の旦那により追手は全て排除されますが、
それも逃げるだけしか考えていない男を助けるための行動ではないわけです。
とことん嫌われ者役。
更に実は捨て犬が連れていた女は男の愛人。
今後の行く末について4人は話し合いますが、
武家の者としての立場、
連れてこられただけの立場、
逃げるしか考えてない立場ではやっぱりまとまらない。
しかしうだうだと逃げる場所を考えている間に、
妻と郎党の男がお互いを考え、
最期まで共にいるということを決めたということを知った男は逆上。
3人を次々に斬るけれど自分は捨て犬に斬られてしまいます。
大事に、枝が折れないようにと抱えてきた梅の盆栽の傍で、
最期まで共にいることを決めていたふたりが、
しっかりと手を握ったまま倒れていることが救いではあるんだけれど。
夫婦である以上、夫の罪は妻にも降りかかり、
それゆえにまた命を脅かされ、命を失ってしまうという結論が同じでも、
その場合はきっとふたりが手を握ったまま死ぬ、
ということにはならないはずだから、
その点は良かったのかも知れないけれど、
でもそれにしてもやっぱり悲しい終わり方なのでした。

9話「関所越え」。
雪に閉ざされる山村の男達は、
冬の間だけ城下に出稼ぎに行く。
その日、夫とその友人が出かけて行くのを見送った若い妻は、
ひとりの帰り道で商人の男と出会い、
年老いた義父が待つ家へと案内することになった。

というところから始まる話。
とりあえず思ったのは、
この話の野良犬の旦那の性格がまたいつもとちょっと違う気がするということ。
口調かなあ。
重々しい時とも刀に頼ることを好まない時ともちょっと違う、
うっすら豪快さが漂うような感じ。
『待っていた~』は各話の野良犬の旦那の性格見るのも楽しいなあ。

品田さんは鍋作り。
「生姜の使い方は良いと思う」との自己申告後、
単に生姜汁になってしまっているという自己反省。
おかしいなあ、品田さんの料理の腕が判らない。
京都で豆腐百珍の講義をしたお店で作ってたのは美味しかったんだよなあ…
しかし旦那方に奨める料理は比較的美味しくない率が高いような。
はてはて。上手いの?それとも?

という小話を差し挟んでみました。
話の展開は上記の後、
実は商人は侍の男と一緒に行動していて、
寺の境内で旅の男女を斬って道中手形を手に入れており、
これを使って関所を突破しようと目論んでいました。
で、男女だから女がひとり必要。
たまたま目を付けたのが出稼ぎの夫を送って帰るところの若い妻だったわけです。
義父は何とかそれを勘弁願おうとするのですが、
男達は刀を持っていて、
あえなく若い妻は連れていかれたのでした。

そのころ出稼ぎに行く男達は、
寺境内に隠しておいたマムシ酒(城下で売る用)を取りに寄り道中、
殺されている旅装の男女を発見します。
そこに現れる狂犬と捨て犬。
旅装のふたりを斬った人間を見かけている、ということで、
村でこんなこと起きたことが無い、と戸惑う男達を連れて、
庄屋屋敷に届出に。
酒を頂きつつ事情報告の狂犬と捨て犬。
状況的には自分達が怪しまれているよなあ、というのをポツポツ言ってると、
村の男が「冬の時期にはめったに来ない行商が来ていた」
と庄屋に報告に現れる。
そこに妻のことが出て、男は捨て犬と共に家を目指します。
捨て犬が時間を稼ぎ、後から来た狂犬によって商人風の男は斬られますが、
妻は既に侍に連れていかれた後。
人質にされかけた父親の身を案じる間もなく、
男は妻を追いかけ、雪道を関所の方へ走ります。

一方関所の近くの居酒屋では、
野良犬の旦那と品田さんが酒を飲んでいますが、
そこに関所の役人達が戻ってきます。
そして更に通行手形を奪って変装をしている侍と、
無理やり連れてこられた女も入ってきます。
既に関所を閉じられ、今日中の脱出は無理としった侍は、
袖の下で役人を懐柔しますが、
野良犬の旦那、そして品田さんに見咎められます。
そして女が隙をみて真実を語り、
野良犬の旦那が侍を、そして関所の役人を次々と斬っていきます。
ここでもう残り時間も少なくなり、
妻を呼ぶ声が店の中に聞こえ、
急ぎ駆け出した女に品田さんが「あんまり急ぐと、滑るぞ」と声をかけ、
おお今日はちょっとほのぼのした感じで幸せに終わるんじゃね?
と思っていたんです。
が。
「この辺は足を滑らせると、谷底だあ」という居酒屋の主人の不吉な一言。

…せっかく斬られずに済んだのに!
と思いながら、酒を囲む野良犬・捨て犬・狂犬と、
雪の中の探索手伝いから帰ってきた品田さんの表情と同じような顔で、
最後のシーンを見ていました。
いや…もう、
いつまでも動かずに家で帰りを待っている老いた父親がめじょけない。
雪が舞い込んでもなおじっとして、
息子夫婦は出会えたものだと信じてずっと待っているのだと思うと、
急がずにいても出会えたのに!と思ってしまう。
こればっかりはもう、ねえ…
強く信じていたいたものが叶わないままの気持ちがしんしんとする。


次回予告、ナレーションの間にあわせて、
お酒飲んでる品田さんがハッと顔を上げるシーンで、
「何が!」と思っています。明日ですね。楽しみです。
が、今度は幸せに終わって欲しいなあ…

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プロフィール
HN:
シリュウ シノブ
性別:
非公開
職業:
足軽(にわか)。
趣味:
読書。音楽(聴くのみ)。等々。
自己紹介:
プロフィール画像は、
かつてのブログペットのけーわくさん。
記念にとっといた回。
しかし台詞はなんじゃこりゃー

どっかにハマるとしばらくそればかり、
ただし若干年相応ではない。
が、本人至って気にせず,
欣ちゃん言うところの
「はじめて聴いた時が新曲!」理論で
マイペースにやっております。
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