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星を掴めるのか推察中の田舎者の記。 通りすがりの拍手の方、どうもありがとう ございます。
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『待っていた用心棒』です。
検索かけて来て下さった方がここを読んでくれているかは不明ですが、
いらして下さり、どうも有難うございます、
そして期待に添えるような文章では無い気がしているので、
もし「その通りだー」って場合は本当に申し訳ないのでございます…

で、見た次の日に1本だけで感想を書く、ということは、
割と内容を覚えているっちゅーことなので、
案の定長いです。
うひい読みにくーい。

14話。「仇の名は」。
寺にひとりの侍が身を潜めていた。
侍は藩の情勢によって京へと逃げざるを得なかったが、
いつか藩元に帰ることが出来る、という確信から、
寺の僧に対して傍若無人な振る舞いをしていた。
若い僧はそんな侍の態度に耐えかね、
とうとうある晩、侍に向かって意見する。

冒頭の寺のシーン、寺の庭の池の傍にひとりの男が立っていて、
「はて着物の色合い(つっても白黒だから濃淡?)は品田さんだが」
と自信が無いまま見ているとやはり品田さん。
折り詰めを下げて寺の見学中です。
帰り際に丁寧に住職と若い僧に挨拶をし、
拝観料の代わりに手に下げていた折り詰め(漬物)を渡して帰るのですが、
そうだ品田さんは柔術師範だから立派な挨拶出来て当然じゃんね!
と思いました。何たる失礼な話!
でもここ最近ずっと居酒屋の板前さんだったからね…
ギャップがね…
このあと品田さんは風流を心得た人だ、と若い僧が別のシーンで言うのですが、
全くもってその通りだと思う冒頭シーンでした。
後のシリーズで夕顔の花をかんぴょうの花って言ってたって、
品田さんは風流人なのです。

そして珍しく、
捨て犬狂犬野良犬の各旦那が一気に登場。
作次郎さんの居酒屋で酒を飲んでます。
品田さんは仕事をしながら、
カウンター席(江戸時代は何て言うんだああいう席)に座る各旦那に、
今日行ってきた寺の庭が素晴らしい、ということを説くのですが、
捨て犬の旦那は「尼寺だったら良い」とか言うし、
狂犬の旦那は「酒は出るか」とか言うし、
野良犬の旦那は無言で首を横に振るしで、

品田さんの風流を説く回はあっさり終了するのでした。
四者四様の旦那方です。

一方寺では上記の如く、
寺に潜む侍が偉そうにしております。
寺だっつってんのに、
やれ酒が、とか精進料理は飽きたから魚の干物買って来いだの。
その度抗議する若い僧ですが、
住職がこれまた実に出来た人物で、
「よいよい」となだめてあげて若い僧をお使いに行かせるのです。
この住職のおかげで侍の器のちっささがよりハッキリします。
で、その日の夜、
寺に侍を追ってきた一団がやってきます。
侍は夕方に来ていた品田さんが自分の居場所を密告したのだ、
と思い込み、怒りつつも慌てるのですが、
住職が一団に対応する、と言って山門の方へと出て行きます。
ここで残された若い僧は、
ブチブチ言ってる侍に正論をぶつけるのですが、
それがそもそも機嫌の良くない侍の不興をかってしまい、
「無礼討ち」にされてしまいます。
住職が一団を返し、寺の中に戻ってきた時には、
若い僧は既に命を落とした後で、侍は何処かへ逃げてしまっていました。

再び日は昇って、品田さんがまた寺へ向かうと、
池のほとりに狂犬の旦那。
風流を理解したか、と思えば瓢箪の酒は既に燗にしてあり品田さん苦笑。
京の騒乱とは別世界だろう、と品田さんが言うと、
狂犬がそうでもない、と答えます。
そして夜に若い僧が斬られた、ということを品田さんに教えます。
新しい墓の前には住職と、
若い僧のただひとりの身内である妹がいるのでした。
斬った侍の名を尋ねる品田さんですが、
仏に仕える身としては教えるわけにはいかないのだ、と住職に断られます。
晴れぬ気分のままで品田さんと狂犬は、
悲しみに暮れたまま奉公先の料亭に帰る妹を見送るのでした。

ところかわって野良犬捨て犬の両旦那は、
若い僧を斬った後に父の知り合いの町家に潜伏していた侍の、
用心棒の仕事を引き受けます。
やはり偉そうな態度に、
内心つまらん仕事だ、と思いつつ従うふたり。
作次郎さんの居酒屋のツケが溜まっているので、
仕事を選んでいる場合でもないようです。
んで、侍の話を聞いていた野良犬の旦那が、
「父親の知り合いのところばかり尋ねていたら敵に居所が知れやすくなる」
ということを言うのですが、
まさにその通りで追手がこの家にもやってきます。
峰打ちで追手を倒す旦那方。
「後で藩に帰るのならここで斬っては面白くないことになる」
と冷静な判断。
ますます侍の器のちっささが…際立つ…

とりあえず身を隠す場所を移すことにした侍は、
とある料亭が良い、と考えます。
しかしその料亭こそ、
自分が斬った若い僧の妹が働く料亭でした。
用心棒の仕事を始めて4日間、
両旦那があてがわれた部屋で書物を読んだりサイコロ遊びをしたりしている中、
侍は若い僧の妹を口説いていきます。
兄が死んだ、ということを聞かされれば、
供養のためだ、と小判を2枚押し付けるように渡したりなぞしています。
そして侍に藩への帰還が許されたとの一報が飛び込み、
旦那方が報酬を受け取って帰った後、
侍はこの妹を座敷に呼び、
お互いがどういう者なのかを知らないまま、男女の仲になってしまいます。

一方作次郎さんの居酒屋では、
貰ってきた報酬をそのままツケに回して、向こうしばらくの前払いも出来て、
何よりつまらん仕事から帰ってゆっくりした野良犬捨て犬の旦那が、
酒を飲み始めます。
離れた席には最近仕事にあぶれ気味の狂犬の旦那。
その狂犬の耳に、野良犬捨て犬の会話が入ってきます。
そして狂犬は、このふたりを雇っていた侍が、
数日前に寺で見送った娘の兄を殺した張本人であることに気付きます。
「仏罰だ」と刀を持って狂犬の旦那が店を出た後に、
品田さんが折り詰めを手に店に戻ってきます。
折り詰めの中は寺の庭を見る時にも持っていた一級品の漬物。
これを両旦那に奨めつつ、
狂犬の旦那が出て行ったことについて話を聞いた品田さんは、
「そう言えば、漬物を喜んで食べた、と言っていた」
と若い僧のことを思い出し、ひとり呟きます。

狂犬の旦那が店に入ってくると、
身支度を整えながら廊下を歩いてくる妹と出会います。
狂犬は兄の仇がこの店にいる、ということを妹に伝え、座敷に向かいますが、
上記の通り既に妹は侍に口説き落とされた後。
狂犬の旦那が、刀を抜いた侍を返り討ちにして再び廊下に出た後には、
もう妹はそこにはおらず、
紙包みの小判が2枚置いてあるだけなのでした。

ラストシーン、
若い僧の墓の隣の、もうひとつ新しい墓。
祈る住職と、やってきてそっと手を合わせる品田さん。
何処でどうあったらこの兄妹は幸せに生きていられたんだろうなあ、
と思うとやっぱり増長しすぎた侍が悪い、ということになってしまって、
それじゃあこの話は成り立たないんだけど、
それでもお前の所為だー!とか思ってしまいます。

しかし2話続けて狂犬の旦那が、
言葉数が少ないながらも人情味溢れる旦那でステキだったなあ。
その一方で捨て犬の旦那が2話続けて色男な感じですね。ヒュウ。
あと「野良犬と捨て犬」「品田さんと狂犬」てコンビは、
ちょっと珍しいなあ、と新鮮な気持ちで見ておりました。



書き忘れたのを思い出した『待っていた』ネタ。
「襲撃七条河原」かな?
居酒屋で働く女性陣の夜食に茶粥を作ってあげた品田さん。
その後店に入ってきた捨て犬が、
茶粥の入った鍋を見て食べたそうにしているんだけれど、
これは女中のために作ったんだ、とか品田さんに断られ、
「旦那得意の鍋でもてなしてくれたって良いじゃないか」
みたいなことを言う捨て犬さんに、
そりゃあもうものすごいときめきました。何もう!何だもう!
あとこれは確実に「襲撃七条河原」だけれど、
野良犬の旦那が橋の上で浪士たちを斬っているのを、
3人並んで座って河原で見学しているのがこれまた何だもう。
何で並んで座ってるの!

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プロフィール
HN:
シリュウ シノブ
性別:
非公開
職業:
足軽(にわか)。
趣味:
読書。音楽(聴くのみ)。等々。
自己紹介:
プロフィール画像は、
かつてのブログペットのけーわくさん。
記念にとっといた回。
しかし台詞はなんじゃこりゃー

どっかにハマるとしばらくそればかり、
ただし若干年相応ではない。
が、本人至って気にせず,
欣ちゃん言うところの
「はじめて聴いた時が新曲!」理論で
マイペースにやっております。
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