星を掴めるのか推察中の田舎者の記。 通りすがりの拍手の方、どうもありがとう ございます。
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3本も感想溜めたらもう何が何やらです!
『俺は用心棒』です!
いよいよ来週月曜に終わっちまいます…!
「おっかあの唄」と「拾った道」は都合により未見。
録画も出来ないし地元つたヤンにビデオも無い中、
この後見る機会は訪れるのか!ショボン!
「見知らぬ旅の客」は、
雪深い山村で、出稼ぎの男たちが帰ってくる頃に起きた悲しい話。
もうすぐ帰ってくるはずの旦那を殺され、
自らも手篭めにされた女が、
命が助かったものの結局死を選ぶという結末。
生きていても仕方が無い程に旦那のことを好きでいたのだろうし、
自らの見に降りかかった不幸が耐えられなかったのだろうと思うと、
本当にめじょけない。
旦那が帰れば、
春には義母と義理の妹と旦那と4人の生活に戻るはずだったのに。
話の合間の品田さんは、
岩魚を釣って雪の川原で焼いてました。
どうも焼く技が一流らしいです。
でも用心棒の旦那は信用せずに雪を掴んで口に入れる辺り、
古い材料で作ったつまみ(品田さん初登場時)が、
そんなに美味くなかったのかなー、と思ってしまいます。
だって…雪…
脱走した隊士を追ってきた沖田さんは沖田さんで、
品田さんが岩魚焼きつつ「一流の料理人は…」と口上述べたら、
ものすんごい笑い顔で、
「何でそんな笑うの!」と一瞬テレビにつっこむところでした。
でもそんな沖田さんが好きです。
「闇に白い火」は、
村に島帰りの男が帰ってきたことを発端とした話。
男は世話になっているやくざ者によって、
旅籠を営む女を捕える。
この女は過去に男に襲われていた。
子供が男の子供なのではないか、と疑う女の夫だが、
品田さんと新太さんと一緒にやくざ者のいる家に女を取り返しに行く。
品田さんは旅籠の客として、
薪割り、飯炊き、はたまたマムシ酒指南(未遂)など大活躍。
でもお金が無くて用心棒の旦那がお金を稼ぐまでのお手伝いの心づもり。
随分のんびりとしています。
ところで「なめしを炊く」ちゅーので、
「なめし」が最初脳内漢字変換できませんでした。
「菜飯」でしたねほほう。
そんでもって旅籠に客として寄った新太さん。
丁度島帰りの男が来ていて取り込み中のところで、
それから流れで話に巻き込まれてましたが、
品田さんとのコンビつーのは新選でちょっと見入ってしまいました。
用心棒の旦那はやくざ者のところで用心棒稼業中。
しかし品田新太組が乗り込んできたところで、
此処に己の信ずるものは無い、と踏んであっさり寝返り。
旅籠の夫婦の為に働きます。さすがです。
斬り合いの中、無事に旅籠の夫婦は出会い、
しかとふたりは抱き合うのですが、
そこで終わらない。
戸板を一枚隔てたところにはやくざ者の親分が。
「これは…!」と思ったらその通りで、
親分は戸板越しに夫婦を刺していました。
刺されたまま、それでもずっと抱き合ったままのふたり。
「誰にも邪魔されないで、ふたりでずっとそうしてるが良いよ」
と新太さんが亡骸にそっと言葉をかけるシーンが、
それまでの嵐のような殺陣のシーンと打って変わって、
ぐっと静かに響くのでした。
「めおとの風」は、
庄屋の家に金を用立てるように言いにきた郡代が、
手伝いに来ていた若い女を見初める。
庄屋は郡代の機嫌を伺い、
貸す金をどうにかこうにか少なくしようと、
その女を郡代に差し出そうと、
郡代付の侍と話し合う。
しかし女には共に茶屋を営む旦那がいた。
用心棒の旦那と品田さんは一緒にその茶屋に入りますが、
この話はすごい。
品田さんが料理ホメまくり。
「美味い。が、ひとこと…」つーのがない!
夫婦仲睦まじいのを見てニッコリ笑ってみたりします。
用心棒の旦那は旦那で、
「なるほど、酒も甘い」とか珍しいこと言ってないか言ってないかー!
と一瞬ドキドキするようなことをのたまい、
この辺りは大変ほのぼのしく展開します。
この後女が呼び出されて、
店の中で庄屋が呼び出したことを知った用心棒の旦那と品田さんが、
まずい、と言って夫を迎えに行かせた時には、
ふたりとも店内に残ってるもんだから、
どっちかひとり付いてってあげてよーう、とハラハラしましたが、
ちゃんと後から追っかけてきた用心棒の旦那。
ヒーローつーのは最初から出てちゃいけないんですね…!
ふ、と出てきてこそ活きるのですね…!
とそんなことを思いました。
その後も用心棒の旦那が交渉に大活躍し、
おお、今日は何か幸せに終わりそうだなあ、と思ってたんですけど、
そこはそうならないのが、ねえ。
郡代は交渉の時に用心棒の旦那に後ろから斬りかかろうとしたところを、
逆に斬られてしまうのですが、
それを知った郡代付の侍のもうひとりの方が、
怒り、刀を抜いて庄屋の家を飛び出します。
庄屋に目を付けられてはこの地にはもう住めない、と、
旅に出た夫婦はその侍に見つかり、斬られてしまいます。
用心棒の旦那と品田さんが気付いた時には、
もう息のない妻のところに夫が最後の力で這って向かっているところで、
それも届かず、品田さんに支えられながら力尽きます。
最後にそっと、妻の隣に夫を寝かせてあげる品田さん。
いつもある締めのナレーションもなく、
ただそのふたりを残し、話が終わります。
…何かこの3本、見事に夫婦が巻き込まれた悲しい話シリーズですなあ…
そして3本とも、夫婦がお互いを想いながら最期を迎えている気がします。
何か時代劇の夫婦てば相思相愛で生きている感じがして好きですが、
それにしたって一組くらい幸せになってくれたら…良いんだけど…
『俺は用心棒』です!
いよいよ来週月曜に終わっちまいます…!
「おっかあの唄」と「拾った道」は都合により未見。
録画も出来ないし地元つたヤンにビデオも無い中、
この後見る機会は訪れるのか!ショボン!
「見知らぬ旅の客」は、
雪深い山村で、出稼ぎの男たちが帰ってくる頃に起きた悲しい話。
もうすぐ帰ってくるはずの旦那を殺され、
自らも手篭めにされた女が、
命が助かったものの結局死を選ぶという結末。
生きていても仕方が無い程に旦那のことを好きでいたのだろうし、
自らの見に降りかかった不幸が耐えられなかったのだろうと思うと、
本当にめじょけない。
旦那が帰れば、
春には義母と義理の妹と旦那と4人の生活に戻るはずだったのに。
話の合間の品田さんは、
岩魚を釣って雪の川原で焼いてました。
どうも焼く技が一流らしいです。
でも用心棒の旦那は信用せずに雪を掴んで口に入れる辺り、
古い材料で作ったつまみ(品田さん初登場時)が、
そんなに美味くなかったのかなー、と思ってしまいます。
だって…雪…
脱走した隊士を追ってきた沖田さんは沖田さんで、
品田さんが岩魚焼きつつ「一流の料理人は…」と口上述べたら、
ものすんごい笑い顔で、
「何でそんな笑うの!」と一瞬テレビにつっこむところでした。
でもそんな沖田さんが好きです。
「闇に白い火」は、
村に島帰りの男が帰ってきたことを発端とした話。
男は世話になっているやくざ者によって、
旅籠を営む女を捕える。
この女は過去に男に襲われていた。
子供が男の子供なのではないか、と疑う女の夫だが、
品田さんと新太さんと一緒にやくざ者のいる家に女を取り返しに行く。
品田さんは旅籠の客として、
薪割り、飯炊き、はたまたマムシ酒指南(未遂)など大活躍。
でもお金が無くて用心棒の旦那がお金を稼ぐまでのお手伝いの心づもり。
随分のんびりとしています。
ところで「なめしを炊く」ちゅーので、
「なめし」が最初脳内漢字変換できませんでした。
「菜飯」でしたねほほう。
そんでもって旅籠に客として寄った新太さん。
丁度島帰りの男が来ていて取り込み中のところで、
それから流れで話に巻き込まれてましたが、
品田さんとのコンビつーのは新選でちょっと見入ってしまいました。
用心棒の旦那はやくざ者のところで用心棒稼業中。
しかし品田新太組が乗り込んできたところで、
此処に己の信ずるものは無い、と踏んであっさり寝返り。
旅籠の夫婦の為に働きます。さすがです。
斬り合いの中、無事に旅籠の夫婦は出会い、
しかとふたりは抱き合うのですが、
そこで終わらない。
戸板を一枚隔てたところにはやくざ者の親分が。
「これは…!」と思ったらその通りで、
親分は戸板越しに夫婦を刺していました。
刺されたまま、それでもずっと抱き合ったままのふたり。
「誰にも邪魔されないで、ふたりでずっとそうしてるが良いよ」
と新太さんが亡骸にそっと言葉をかけるシーンが、
それまでの嵐のような殺陣のシーンと打って変わって、
ぐっと静かに響くのでした。
「めおとの風」は、
庄屋の家に金を用立てるように言いにきた郡代が、
手伝いに来ていた若い女を見初める。
庄屋は郡代の機嫌を伺い、
貸す金をどうにかこうにか少なくしようと、
その女を郡代に差し出そうと、
郡代付の侍と話し合う。
しかし女には共に茶屋を営む旦那がいた。
用心棒の旦那と品田さんは一緒にその茶屋に入りますが、
この話はすごい。
品田さんが料理ホメまくり。
「美味い。が、ひとこと…」つーのがない!
夫婦仲睦まじいのを見てニッコリ笑ってみたりします。
用心棒の旦那は旦那で、
「なるほど、酒も甘い」とか珍しいこと言ってないか言ってないかー!
と一瞬ドキドキするようなことをのたまい、
この辺りは大変ほのぼのしく展開します。
この後女が呼び出されて、
店の中で庄屋が呼び出したことを知った用心棒の旦那と品田さんが、
まずい、と言って夫を迎えに行かせた時には、
ふたりとも店内に残ってるもんだから、
どっちかひとり付いてってあげてよーう、とハラハラしましたが、
ちゃんと後から追っかけてきた用心棒の旦那。
ヒーローつーのは最初から出てちゃいけないんですね…!
ふ、と出てきてこそ活きるのですね…!
とそんなことを思いました。
その後も用心棒の旦那が交渉に大活躍し、
おお、今日は何か幸せに終わりそうだなあ、と思ってたんですけど、
そこはそうならないのが、ねえ。
郡代は交渉の時に用心棒の旦那に後ろから斬りかかろうとしたところを、
逆に斬られてしまうのですが、
それを知った郡代付の侍のもうひとりの方が、
怒り、刀を抜いて庄屋の家を飛び出します。
庄屋に目を付けられてはこの地にはもう住めない、と、
旅に出た夫婦はその侍に見つかり、斬られてしまいます。
用心棒の旦那と品田さんが気付いた時には、
もう息のない妻のところに夫が最後の力で這って向かっているところで、
それも届かず、品田さんに支えられながら力尽きます。
最後にそっと、妻の隣に夫を寝かせてあげる品田さん。
いつもある締めのナレーションもなく、
ただそのふたりを残し、話が終わります。
…何かこの3本、見事に夫婦が巻き込まれた悲しい話シリーズですなあ…
そして3本とも、夫婦がお互いを想いながら最期を迎えている気がします。
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職業:
足軽(にわか)。
趣味:
読書。音楽(聴くのみ)。等々。
自己紹介:
プロフィール画像は、
かつてのブログペットのけーわくさん。
記念にとっといた回。
しかし台詞はなんじゃこりゃー
どっかにハマるとしばらくそればかり、
ただし若干年相応ではない。
が、本人至って気にせず,
欣ちゃん言うところの
「はじめて聴いた時が新曲!」理論で
マイペースにやっております。
かつてのブログペットのけーわくさん。
記念にとっといた回。
しかし台詞はなんじゃこりゃー
どっかにハマるとしばらくそればかり、
ただし若干年相応ではない。
が、本人至って気にせず,
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