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星を掴めるのか推察中の田舎者の記。 通りすがりの拍手の方、どうもありがとう ございます。
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溜めると話の筋がごっちゃになって駄目だと言うのに溜めました。
ので感想は簡略に。
『俺は用心棒』です。

昨日は「網の目の中」。
旅籠で下働きをしている女の夫が、
公家の警備の仕事にありつく。
しかしその男に目を付けた幕府側の役人と、
それに気付いた長州側の武士が、
男を狙い始めた、という話。
…あれ長々書かなくてもあらすじって書けるんじゃ…

夫は女との生活を楽にしたいと思って、
お金のために仕事をしているんだけれど、
幕府や長州にとってはそれよりも思想のほうが大事で、
結局それが絡まり、
夫は長州の武士に女の前で切られてしまいます。

そういやここまで感想書いてて一回も話に出てなかったんですが、
長州側に新太という渡世人がいます。
演じてらっしゃるのは中野誠也さん。
この新太という人は長州への「罪滅ぼし」で、
頼まれれば人を斬る、という仕事をしているのですが、
用心棒の旦那や町人みたく、
倒幕とかの思想はそこにありません。
長州側では随分毛色の違う、柔軟な考えの出来る人で、
この人が女の夫を斬る役目を負いつつも斬らず、
更に話をつける場まで用意したことで、
きれいにまとまるかなー、と、
ちょっとは思ったのです。ちょっとは。ちょっと。
でもまあ、そんなきれいに話はまとまらず、
上記のような結果になるわけです。

酌の仕事は出来ないから下働きをしていた女は、
夫の死後、居酒屋で働きます。
そこに届いた、ある公家が斬られたとの一報。
それは夫が雇われた先の公家でした。
酒に酔った女が大雨の中で無常感に笑うラストが強く残ります。


今日は「月明柳馬場」。
大きな商家の動きを掴むために、
その家に出入りする小唄の師匠に隠密の役目を頼む長州。
小唄の師匠は恋仲である商家の手代にそれを相談し、
どうするかを考えるが、
商家の主が小唄の師匠を自宅離れに住まわせようとすることで、
手代は長州に協力することを密かに決める。
しかしふたりと長州の一党が話し合う家に、
新撰組が駆けつける。

小唄の師匠は病んだ父親の治療をエサに、
長州への協力を求められます。
留守中に良い医者が診ていってくれた、と喜ぶ父に、
娘としては心が揺らぐのだけれど、
一方で果たして隠密の真似事など良いのだろうか、とも思う。
やっぱりここにも思想なんてものはない。
あっという間に巻き込まれていってしまいます。
結局新撰組が乗り込んだ時に、
行灯の明かりが消されて暗闇になって、
ふたりはその中で斬られてしまうのだけれど、
ふたりで暮らす望みを長州に託した手代と、
最期はしっかり手を握ったまま死んだのはかろうじて救いなのかもしれません。
…いやもう、ここまで皆幸せにならないと、
そう思っちゃう。
用心棒の旦那と新太さんが、
乗り込まれた後の室内で斬られた人たちを眺めながら言葉を交わすけど、
腕のある人たちがこのふたりみたく、
もっとフラットな考え方なら幸せになれたのかなあ。
しっかし、お父さんが可哀想なんだよー。
娘が死んだことなんて何も知らないから、
用心棒の旦那が玄関にお金を置いていったその気配を、
娘の帰宅と思って名前を呼ぶのです。
そこがいちばん悲しかった。

今日のはそういや沖田さんがだんだら染めの羽織を着た上で、
刀を構えてましたねえ。
久々の鋭い表情でした。
あと品田さんは居酒屋で料理褒めた後のひとことが多すぎです。吹くぞ。

明日は何か、用心棒の旦那対沖田さん?みたいですね。おおお楽しみ。

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あらすじが長々とまとまらんので、
ちょっと端折ってみることにした『俺は用心棒』の感想。
本日は「志士の写本」。
籠屋の姉弟が巻き込まれた悲しい話。
…簡単に説明するとそんな感じ…!!

籠屋の姉はひとりで店を切り盛りしている。
弟は写本をすることでお金を得ていて、
いつか学問で身を立てたいと思っている。
そこに京都見廻組に勘違いから追われている用心棒の旦那が、
籠を頼みたいと入ってくる。
しかし京都見廻組は店の周りに既にいて見張っていて、
結局用心棒の旦那は、
自分から牢屋に行くから案内しろ、と見廻組と一緒に行ってしまう。

一方見廻組は勘違いだと言われているのに用心棒の旦那をまだ疑っており、
再び籠屋へ向かう。
家捜しをしている時に見つかった一冊の本により、
籠屋の弟は倒幕の志士と間違われ、
弟もまた牢屋に連れて行かれた。

用心棒の旦那は品田さんの協力を得て、
巻き込まれてしまったこの弟を助け、
姉弟で京を離れ、新しい生活をするように送り出すのだけれど、
弟はその真面目な性格ゆえ、
頼まれていた写本を渡しに行かねば、と家に帰ったところで…

という最後の辺りははっきりと描かれてはいないのだけれど、
恐らく役人に見つかり斬られてしまったのだと思います。
弟はホントに真面目な子で、
用心棒の旦那が勘違いで追われている、というのを聞いて、
見廻組が探していることを伝えに番屋から戻ってきたり、
志士に頼まれた写本の原本あ見つかった時も、
自分は志士ではないが、
内密にと頼まれたものだから依頼人の名前は言わない、と、
最後まで黙ったまま連れて行かれたり。
基本的に町人には倒幕も何も無い、
というのがこのシリーズにはあるけれど、
この姉弟だって単に写本を頼まれただけで、
内容とかはどうでも良かったんだよなあ。
単に巻き込まれてしまっただけで、本当は普通に暮らしていたし、
この後だって変わらぬ生活があったんだろうなあ、
と思うと、テレビの中の話とはいえ、
妙に気持ちを入れて見てしまいます。
姉も可哀想なんだよう。
せめて弟が一人前になるまで、と結婚もせずに店を切り盛りしてたのに。
明日の話も何か暗い雰囲気が漂う作品のようですね。


話変わって品田さん。
用心棒の旦那が牢に入ってきて、
先に入ってた浪人に「礼儀を知らねえのか!」とかかって来られた時に、
振り向いて制したのが品田さんとは思わなんだ…!
思わず吹きました。
何やってんだ!
用心棒の旦那も意外そうに尋ねたので理由は判りましたが。
でもその後、用心棒の旦那が籠屋で貰った鯖寿司を、
いきり立ってる浪人達を横目に食べ、
講釈を述べ、
いい加減辛抱ならなくなった浪人達が、
「食ってんな!」くらいの勢いで寿司に手を伸ばすと払いのけて、
人の食べ物に手を出すな!とか言って怒るし。
この一連で力抜けました。
更に牢に入ったけれど見廻組が最近ロクな取調べもしてないつーので、
手を打った品田さんのその手ちゅーのが、
『沖田さんに身元引受人として迎えに来てもらう』だし。
随分好き勝手やってませんかだがしかしそんな品田さんが大好きだ!
牢から出る時も獄中飯が美味くない、と小言、
何なら手ほどきしてやろう、と牢屋番に言ったら、
沖田さんが「それは大変だ、早く出した方が良いですよ」
と牢屋番にニッコリ笑って言われたりしておりました。
その後も番屋で煎餅食べてたり自分で鯖寿司作ってみるしと、
地味に余すところなく品田さんの回。
いや、牢屋で浪人に一撃くらわせるシーンやら、
江戸に護送される弟を助けるシーンやら、
かっこ良いシーンだって勿論あったよ!!
ただ品田さんの食べ物シーンのインパクトがー、大きいわけー…!!
ああそういや冒頭用心棒の旦那と一緒にいないのは、
大阪に美味しいものを探しに行ったとも言ってた…な…

あとすっかり用心棒の旦那と品田さんの下宿先みたいになってる番屋の、
香月涼二さんと小田部通麿さんのコンビが、
ますます良い味出してました。
小芝居で沖田さんに弟が江戸に護送される日取りを知らせたり、
その決行日には気になりすぎて「頭痛い「腹の具合が悪い」と言って、
お役目を早引きさせてもらおうとしたり。
きっちり働くところも好きですがそんな普段の感じも好きです。

拍手

何か毎日見てるので、
ちょっと書かないと一体何の話の時にそれだったのかが判らなくなりますね…
うひい。
天地正大流は荒っぽくて3日に1回は気絶させられてた、
て品田さんが言ったのはいつだ…!
そしてそれを見て品田さん初登場時の顔馴染みのお役人さんが、
10日で道場をやめた理由に思い当たりました。
そうか厳しかったから10日…!

ということで最近すっかり日常になりつつある『俺は用心棒』の話。
何か来月はシリーズ2作目も始まるそうですね!
まだしばらくはこの仕様が通常営業のようです。

昨日は「光った包丁」。
若い板前見習いの男が、店の先輩に用事を言いつけられる。
その用事は浪士達の闇討ちに関わるもので、
桑名藩の武士がそれによって討たれてしまう。
見習いさんは段取りが悪いとか何だとかで、
先輩や主人に怒られるんだけど、真面目に頑張ってて、
同郷である女中の娘さんがその人に、
「いつか板前になったら使ってね」と一振りの包丁をあげます。
それを大事に、そして励みに見習いさんは頑張る決意をするのだけど、
その矢先に闇討ち事件の話が出ます。
闇討ちを見ていたのは用心棒の旦那。
それと籠屋の話を合わせて、
見習いさんが頼まれた用事、つまり籠の予約破棄によって、
偽の籠屋が桑名藩の武士を乗せることになり、
示し合わせた浪士が武士を殺した、ということが判ります。

この後殺された武士の娘と一緒に敵討ちに出る見習いさんは、
元凶であり、闇討ち後に姿をくらませた先輩を、
浪士のいる店の前で見掛け、路地でもみ合いになります。
そしてふたりとも相打ちに。
見習いさんは何かの時に、と思って、
女中の娘さんに貰った包丁を胸に抱いていたのだけれど、
結局それで人を殺すことはせず、
先輩の持っていた包丁を奪ったのでした。
見習いさんは女中に包丁を貰った時に、
「小さい店を持つのが夢だ、その時はふたりで店を出せば良い」
と好意を寄せているのが判ることを言っていて、
使う間際にきっと女中の娘さんの顔が過ぎったんだろうなー、
と思います。
それにしても、先輩や主人にはよく扱われて無かったけれど、
板長さんは結構見習いさんのことをよく見ていて、
口にはせずとも目をかけているようにあっしには見えていたので、
生きてたらきっと良い板前になれたんじゃないかなあ、と思います。
つか用心棒、そういう人が多いけど!
生きてたら幸せになれたんじゃ、みたいな!
でも良い人が皆生きていけるわけじゃないところが、
この話の深さでもある気がします。

今日は「だんだら染め」。
新撰組に関わる話。
しかし話が長くなってきたので、
また明日にでもこの記事編集して書こうと思います。
とりあえず冒頭の沖田さんと平橋さんの隊士コンビが、
とってもさわやかさんでした。

こっから後日追記。
話は沖田さんと、平橋さんという若い隊士が、
店の2階で見張りをしているところから始まります。
平橋さんの郷里の湖の色が綺麗だった、
色が違って見えるのは何でだろう、と話す沖田さんと平橋さん。
この日結局狙っていた長州の侍はやって来ず、
監察山崎さんが来たのでふたりも帰ることに。
平橋さんは同郷の娘さんが働きに京都に出てきているので、
その店を訪れるのですが、
だんだら染めの羽織を来て店先にいるところを、
自分達が狙っていた長州の一党に斬られます。

娘は平橋さんを斬った一党を追いかけ、
その先で用心棒の旦那と品田さんに出会います。
用心棒の旦那は一党のうちのひとりを斬り、
娘の窮地を救ったのでした。
一方医者に担ぎこまれた平橋さんのもとには沖田さんが駆けつけます。
娘も駆けつけ、看病の後に意識を取り戻す平橋さん。
医者と沖田さんにお互い好きなんだね、とか何とかいろいろ言われ、
照れながらも幸せそうなふたり。
夢の話から湖の色は深さもあるけどその時の気持ちでも色が違う、
という話をします。

しかし沖田さんが番屋に行って、
平橋さんが「ただ斬られた」ということをどう処理するか案じたり、
用心棒の旦那と品田さんが、
長州方の追手をまいたりしている間に、
平橋さんの容態は急変、
沖田さんが再び医者に戻った時には息を引き取っていたのでした。

「光った包丁」と同じく、
同郷の娘とお互い好意を寄せ合っているのに、
男の方が死んでしまうのだけど、
「光った包丁」の娘が店を辞め遺骨を持って郷里に帰るのに対し、
「だんだら染め」の娘は悲しみの末に、
郷里である近江の湖に身を投げます。
終わり方が随分違います。
どっちがより、てこともないんだけど、
でもやっぱり身投げして死んでしまった娘さんがめじょけない。
一時は回復して話も出来た平橋さんを見てるからこそ、
死んでしまったのが堪えたんだろうなあ。
沖田さんはそんな娘の最期を知らず、
湖のほとりで悲しい色合いに染まる水面を見るのでした。

そういやこの話の品田さんは、
小料理屋で店の主人夫婦に料理を作り絶賛されてました。
てことは品田さん初登場時の頃の美味しくない料理は、
ホントに材料が古かったり出汁が取れてなかったりしたから、
美味しくなかったんだな…!
ごめんね品田さん…!誤解してた…!
あとこの回の用心棒の旦那、
寺院の登場シーンで胸に桜か何かの枝が一振り。
花とはまた洒落た…そういうこともするんだなあ…


『大江戸捜査網』の島田順司さんゲスト回も見ました。それも明日。
こっから追記。ああ何かだんだん長くなる…あらすじは置いとこう。
島田さんは商家の長男で、
ぐれた次男を勘当する父親の味方で、
最初はすごくトゲトゲしいし堅物だしで、
やなやつだー、と思って見てたのですが、
途中叔父の陰謀に気付いて自分の視野の狭さとかに気付いてからの、
弱々しい背中がとても切なかったです。
そんで陰謀に気付いて結局斬られてしまうのですが、
「亀吉ぃ…!」と声を限りに弟の名前を叫んで崩れる姿も、
これまた切ない。めじょけない。
つか斬られ役島田さんは初めて見たなあ。
『長谷川伸シリーズ』の時は足蹴にされてたけど斬られてないし。
好青年な役の島田さんも良いですが、
ちょっと弱い島田さんもそれはそれで!見入る!


ところで地元のTSUTAYA、
見事に『新撰組血風録』のビデオ置いてない…!
田舎か!田舎だからか!!おにょれー。
でも『大菩薩峠』はあった…見たかったのでそのうち借りるか…

拍手

本日忘れないうちに2本目。

昨晩、つーかもう日付変わって本日、
初めて深夜1時台に『俺は用心棒』を見ました。
昼寝しすぎて目が冴えていたためです。
しかしながら話の筋が、
「品田先生がイメージ映像にしか出ていない」
という衝撃で軽く飛んでいますゲフン。
…今ジワジワ考えて思い出しました。
話は「木屋町非情」、
高杉晋作がいた店に当たりをつけた目明しと芹沢鴨だったが、
店の娘や主人夫婦がそれにひょんなことから気付いて高杉を逃がす。
というところから始まる内容。
都市に出てきて働く娘はいつもお客さんのことを考えてて、
今回も高杉に迷惑だったのではないか、とすごく悩んでいて、
良い人だ、このまま最後まで無事でいてくれ…!
とハラハラするのでした。
今回は基本的にそんな娘さんも、
ピンチに陥る店の主人の奥さんも旦那さんも最後まで死なず、
ホッとして見た回だったと思います。
やばいやばい芹沢が来る…!と思ったけれど、
沖田さんの先手の打ち方とか、
用心棒の旦那の駆け引きとかが完璧に働いたんだなー、と。

それにしても天地正大流の道場がつぶれた、
つーのがまさか沖田さんの口から聞けるとは…つかつぶれたんだな…そうか…


本日は「雷雨の日に」。
京の町に雨が降り、
芹沢はじめ新撰組の人間が小さな仕出し屋の前で雨宿りをする。
その店は若い夫婦が切り盛りしていて、
芹沢は妻に目を付けた、
というところから始まる内容。
だからとにかく「奥さん気をつけて…!」つーところで見てました。
仕出料理を運んできたことで妙だ、と思った沖田さんが、
予め番屋に気をつけるように伝えておくとか、
ホント沖田さんは予防線をきっちり張ってくる。
そのおかげで奥さんは無事なのだけど、
結局旦那さんがやられてしまうんですよねえ…
品田さんが旦那さんについてるから大丈夫だろう、と思ってたけれど、
旦那さんが恐れ慌てて離れたところに、
芹沢派の隊士がかかっていくので「ダメだってー!はなれんなってー!」
と声をかけてしまいたくなるのでした。
結局この件で用心棒の旦那と品田さんは壬生の屯所に出かけていって、
芹沢に話をつけようとするのだけれど、
門前で沖田さんに3日待て、と言われ、
その3日後に芹沢が暗殺されます。
旦那さんの死がきっかけみたいになっているから、
例えば旦那さんが品田さんの傍にずっと居て助かってれば、
夫婦はまだ芹沢の脅威に怯えなければいけないし、
そう考えるとあの夫婦は、
芹沢一行が雨宿りをしない限り幸せに暮らせていたことにもなるので、
もう最初から可哀想な話になるんですよねえ…
おおお。

しかし品田さんは、
前作で「何処にいるか判らない、案外板前でもやってるのではないか」
と言われていたのに普通に用心棒の旦那と一緒に行動してましたね。
…何があった!
板前としても用心棒としても夫婦に雇ってもらえなかったふたりが、
何つーか大変、めんごかったです。

眠いから何か長いくせにまとまってない感想だなあ…

拍手

今週、時代劇専門チャンネルの情報番組『瓦版』が、
放送200回記念つーので、
ゲストに栗塚旭さんをお呼びしての放送になっているのでございなす。
で、今年度からエンディングに流れてる、
時代劇体操「あっぱれ!みなさま」を栗塚さんが歌ってるぜバージョンが、
200回記念に放送されるということで、
珍しく放送時間をきちんと調べて見てみたのであります。

以下思ったこと。

■壱■
栗塚さんが「瓦版」の看板に貼ってある舞台のチラシを、
きちんと手で示していらしてるのが素晴らしい。
気遣いの人だ…!丁寧だなあ。

■弐■
栗塚さんの歌ってるVTR振りで、前のめりに覗き込む栗塚さん。
とても用心棒の旦那と重なりません。
どうしたら良いですか。

■参■
そのVTR、上に栗塚さんが「歌っちゃった!」との字幕。
…お茶目演出と取って宜しいのでしょうか時専様。
「ちゃった」…

■肆■
その栗塚さんVerの「あっぱれ!みなさま」。
通常バージョンは
「とのさまはっ かいどーおーをー ウォーキン(グ)♪」
と、進行形の最後のグが聴こえるか聴こえないかの感じなんですが、
栗塚さんが歌うと明らかに「ウォーキン」。
…これもひとつの味だよなあ…うん。

■伍■
ラストに番組進行の林家いっ平さんに、
「なんていう間ですかー!」とつっこまれる栗塚さん。
間…そうか間か…
今週終わりまで200回放送が見れるのでちょっと間を気にして見よう。

とりあえずこれを『俺は用心棒』の後に見てしまったので、
えらいギャップに「うひい」と妙な声を発しておりました。
何か話では来週もゲストで瓦版?みたいな話なので、
来週も楽しみです。


今日の用心棒は「蒼い獣たち」。
蕎麦屋の親子が攘夷の取り締まりに巻き込まれていく話。
親子の家に役人が乗り込んできた時に何となく予想できて、
「はやくー!はやく帰ってあげて用心棒の旦那ー!!」とは思ったのですが、
やっぱり斬られてしまっていましたね…お父さん。
亡骸にすがって泣く娘さんがめじょけないことこの上ない。

でも初めて用心棒を見た頃は、
救われない終わり方がホントかわいそうでかわいそうで、
と思っていたけれど、
でも「良い人だけがいつも生きてる」というよりは、
「悪い人も退治されるけど良い人も巻き込まれ、場合によって命を落とす」
ていうのは、
実際現実的だなあ、と思うようになりました。
紋次郎にも助けた人に恨まれる、ちゅー話がありますしねえ。
多分かわいそうだと思っていたのは、
ちっさい頃にはよく見てた『水戸黄門』の影響もあるのだと思います。
大概良い人は救われてるもんね。

拍手

昨日突然思い立ってテンプレ変更しました。
PC方面のみです。涼しげで大変宜しい。
そのうち携帯方面のテンプレも検索してみよう。


今日の『長谷川伸シリーズ』は「江戸の花和尚」。
植木等さんの回です!
楽しみにしてた!!
植木さんは和尚さんの役です。
実家がお寺さんだけあってハマり役なのでは。お経もあげてたし。

いやしかし、始まってからの20分、
「このシリーズて義理とか人情とかがテーマなのでは。」
と思いながら見ておりましたです。
こないだ見た「江戸の巾着切り」みたいに、
軽快な掛け合いでポンポンポンポン話が進んでいくのです。
一瞬「無責任男時代劇版…?」とか脳裏をよぎっていったのぜ…

でもその直後、
和尚の過去に触れるシーンが入ってきました。
実は和尚が和尚になる前、
喧嘩を止に入った娘がはずみで刺されて死んでしまう、という昔の話。
和尚の腕には刺青があって、
役人なんかにも「また悪いことすんじゃねえか」と目を付けられてるんだけど、
その過去のことがあるからこそ、
仏道に生きる姿をして人助けをしているんだなあ。
最初は泥棒に入ったのを怒られたけどいつの間にやら弟子的立場の、
左とん平さん演じる男も、
その人柄に惚れて付いて行くのだなあ、と見てました。
呉服問屋の娘がさらわれたというのがこの話の大きな筋なのですが、
娘も無事で、好き合っている職人との結婚も認められて、
終わってみれば良い話だー!なのでした。

でも植木さん、袈裟と法衣の下は遠山の金さんも真っ青な刺青だったぜ…!


そしてそして『俺は用心棒』!
始まりましたねえ。
シリーズ初作を見るのは今回が初めてなのですが、
何か、栗塚旭さん演じるところの用心棒の旦那がやさしい…
と思って見ています。
江戸の町中で町人と話す機会が多いからそう思うのでしょうか。
すごい話してる!やさしいんじゃん!!
つーのが今日の3話まで見ての感想です。
今日の「昏い渦巻」も、
前田十郎という志士の死に際の頼みを聞いて、
長屋まで出向いたけれど娘達には父の死を告げなかったとかいうシーンがあり、
やさしいんじゃん!!とドキドキしておりました。
何か用心棒の先生はクールなイメージを勝手に持っていたようです。
おおう。

昨日は島田順司さんの沖田総司も拝めましたしね!
こないだの冬に用心棒を毎日見続けるようになった時、
島田さんが沖田さんを演じてらっしゃるということを知り、
それ以来「いやそれは完璧だろう間違いないだろう見たい見たい」と、
ウズウズしてたんですが、
いやー…かっこ良いわー…
あっしは寡聞にして新撰組は詳しくないのですが、
でも島田さんの沖田はバッチリだと思うのです。
ステキすぎる。
そして明日はいよいよ左右田一平さんが!品田万平先生が登場するです!
楽しみすぎる…
早く明日になれば良い!

拍手

昨日の『長谷川伸シリーズ』『天を斬る』。

長谷川伸シリーズは「江戸の巾着切り」。

スリを働く男の下に、
サイフをくすねて仕事をクビにになってきた弟が戻ってくる。
弟は男のスリの弟子になりたいと言って、
ひと悶着ありながらも特訓が始まる。
しかしその特訓中、弟が好意を寄せる娘が、
父親の薬代の借金などから危機に陥り、
弟はその娘を救うためにスリで借金額分を集めようとするが…

というような話。
主人公は長門裕之さん。
この作品てば30年ちょい前の作品なのですが、
長門さんは見てすぐ判りました。
お顔が変わってらっしゃらない…!
この人はスリ(巾着切り)だけどポリシーがあるスリで、
遊び金を持ってるような人だけ狙うちゅー人。
そして江戸っ子。
上のあらすじの後、
弟がスッた財布に大金が入っていて、
これで大丈夫、と弟にお金を持たせて送り出した後に、
川の傍で一家心中を図ろうとしている家族を見つけるんですが、
実はその家の主が弟に財布をすられた人で、
その大金もようやく用立てたお金だったのに盗られて、
もう死ぬしかない、みたいなことになっているのです。
で、元は弟が原因、ということで、
男は自分の家のものを全部質屋に引き取ってもらうことにし、
ちょっと強引なお願いをして、
財布の中にあった金額と同じ25両を準備して、
無事その一家に渡します。
何か時代劇て、
こういう義理人情に厚い悪いことしてる人って多いなあ、と思うのですが、
ちょっとそこが魅力だなあ、と思ったりします。
結局弟はこの男の度量にはとても追いつけないと思って、
スリの弟子入りを諦め、
男の本業である彫り物の方での弟子入りを男にお願いします。
男の奥さんもまた懐の深い人で、
家の着物とか全部お金に替えて人手に渡った後でも、
笑顔でこの兄弟と一緒に暮らしていくことを決めて、
3人で家路に着く、というシーンでこの話が終わります。
皆心根は良い人だったので、
終わり方も実に爽やかなのでした。良いもの見た!


『天を斬る』は「石に咲く花」。

とある宿場の入口で造花を売っている老人。
この老人はとある武家に仕える身で、
宿場の小さな空き家に、主人の娘と一緒に暮らしていた。
主人とは共に旅をしていたのだが、
半年前に先に宿場に行くように、と言い渡されて別れた後、
一度も音沙汰が無く、宿場に来た気配も無かった。
渡されたお金も底をつき、
娘が作る折り紙の花を売りながら老人は主人が来ることを待っている。

みたいな話です。
折り紙の造花は結局折り紙の造花でしかないから、
そんなに買ってくれる人も居ないのだけれど、
ただひとり、若い浪人が代金をやや多めに買っていってくれるのでした。
でも実はこの浪人が、
半年前に老人の主人を討ち取る手伝いをしていた男。
それを詫びたいがために花を買っていたのです。
結局その男も死んでしまって、
老人と娘がその真相を知ることがないまま話が終わってしまいます。

これ、桜井さん(島田順司さん)が、
権田さん(左右田一平さん)に、
男や主人が死んだという事を老人と娘に知らせるべきか、
とラスト間際に問うのですが、
「知らせん方が良いだろう」と権田さんが言って、
結局知らないままなのです。
でもこれ、
知らせたらこの二人は自分の国へ帰るつー選択肢もあったんじゃないのか、
と思うんですけどねえ。
でも帰っても主人が居ない家ではどうしようもないのかなあ。
この辺難しいなあ、と思います。
もっと年を重ねてから見たらこの終わり方も納得できるんでしょうか。
ううむ。

もうすぐ『天を斬る』も終わってしまいますねえ…
来週からは用心棒!
それはそれで楽しみですうふふ!

拍手

つーことでとうとう。
とうとう!
『用心棒シリーズ 俺は用心棒』が終わってしまいました…!
おおお…
途中から見始めたので何でこういう面白いものを最初から見なかったかあっしー!
と後悔しきりでございます。

何かそういや、この日記を書いてる某は、
品田さんが大好きー!なのですが、
先日田島君が夢に出てからうっかり田島君を目で追うことが多くなってました。
今日も田島君。
優しいんだけど、旅籠のお女中さんが貰ったお金を返そうかで意見を聞かれ、
そのお金を栗塚さんの浪人がみね打ちしてって気絶中の浪人のお隣に、
「返したからね。」って置いてっても判らんと思うの田島君…!

話自体は武家の都合から自由になろうとする若者と、
旅籠とその周りでしか生活したことの無いお女中さんが、
新しい世界を見るためにお女中さんのお父さんも一緒になって旅立つ、
というまとまり方。
浪人達もそれを見送って、まだ何処かへ向かうけれど、
当然のようにその行き先は「誰も知らない」。
といういつものナレーション。
でもこういう終わり方は良いなあ。
自分の中でもすっきり終われます。

そういや浪人が「ただの人間を守るための用心棒」だ、と旅籠を発つ時に言ってて、
確かに浪人は一度引き受けた仕事でも気に入らなかったら断ってて、
大体悪人の仕事は断ってたよなー、と思い返すのですが、
そうかー。そういう気持ちの浪人だったのだなー。
最後の最後にきちんと判りました。ふむ。

とりあえず今から4月の『天を斬る』が待ち遠しいんだぜ!
気が早いんですけれども…
あともっかい用心棒シリーズは放送してほしいす。今度はちゃんと最初から!

拍手

で、今日も今日とて用心棒なわけです。
ホントに最近、午前中は時代劇ばっかり見ています。
少し雪かきでもしやがれ自分ー、と思わなくもない。

が、しかし。
今日の用心棒はめじょけねえ話だった。救いが無かった。
それはその分役者さんが上手、て評価にもなるんだろうけれど、
でももうとにかくめじょけねーめじょけねーしか言いようがなく、
途中から本を読み出してしまいました。
だってー!
何かもうホントに見てるとこっちまで身が引き裂かれそうだったんだー!
かねがね時代劇の別れのシーンは切ないとは言ってるのですが、
老夫婦の突然の、しかも予想も何もしない別れとか、
切ないどころじゃないですよ。かなしいんですよ…ううう。
それが45分のうちの頭5分か10分からずっと続いてて、
それで思わず本を引っ張り出すのでした。

そんな話の本日は、
浪人と品田さんはあまり活躍がなくて田島君の行動が中心でした。
いつも田島君は好青年なのに、
今日は怒りに突き動かされた実に侍ぽい田島君でした。
もう田島君の表情見ててもぐっとくる。
家老の息子を斬りつけて、
でもそれで何も解決するわけじゃないと自分の非力さも怒りになって、
いっそ熱血直情型ならそんなこともなかろうに、
何処か冷静なのなー、と思ってしまいました。
もう田島君もかなしそうなんだよー。
あんなに良い人なのにかなしいのは見てるこっちもかなしくなる。
明日の予告は子供に混じって微笑んでる田島君が映ってたので、
ちょっとほっとします。

…いや、ドラマじゃん、つったらドラマなんだけどねー。ついついねえ。
何だかひとつの流れで見てしまっております。

ちなみにその前の『ぶらり信兵衛 道場破り』は、
いつものように丸く収まってて良かったねえ、って暢気に見てました。
こっちはいつも暢気に見れるなあ。


文中ところどころの「めじょけねー」は「かわいそう」てな意味です。

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前回のタイトル、入力しないで終わってたぜ…

最近は『用心棒シリーズ 俺は用心棒』を見てます。
『待っていた用心棒』も見てたんですが、
何か今になって急にこう、ガツンと面白く見てます。
誰が面白いかって、
左右田一平さんの演じる品田万平が…!
この品田さんと、
島田順司さんの演じる田島次郎(作中の通称で呼ぶと田島君)のやり取りが、
えんらい好きです。
品田さんはちょっと適当な感じです。
天文にちょっと心得が、とか言っといてものの見事に天気を外すとか、
何だもう。ときめく。
でも結構やんわり物事おさめたり、
殺気立って相手と対峙するんじゃなくてこれもやんわり倒したりする、
実は結構器用な人だと思ってます。
あとWiki見たら料理も出来るとかで、
ああじゃあこないだ夕顔の花を「かんぴょうの花」って言ったのはそれかー!
とドキドキです。
田島君は爽やかな感じの若手剣士なんですが、
品田さんと組むと普通のツッコミ役だなー、と思って拝見してます。
ちなみに田島君の島田さんはかつて沖田総司を演じてらした方だということで、
田島君を見つつ沖田が重なります。
確かにこんな雰囲気かも知れない…!
あと個人的に、市川染五郎さんの目元は島田さんに似ている気がします。
栗塚旭さんの浪人はええ声すぎて大好きです。
渋いよなー。強いしなー。
寡黙で基本的には寝てるか酒を待ってるかみたいな感じの浪人で、
実に浪人らしいなー、と勝手に思って見てます。
何で最初からまともに見てないんでしょうねー…とほり。

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プロフィール
HN:
シリュウ シノブ
性別:
非公開
職業:
足軽(にわか)。
趣味:
読書。音楽(聴くのみ)。等々。
自己紹介:
プロフィール画像は、
かつてのブログペットのけーわくさん。
記念にとっといた回。
しかし台詞はなんじゃこりゃー

どっかにハマるとしばらくそればかり、
ただし若干年相応ではない。
が、本人至って気にせず,
欣ちゃん言うところの
「はじめて聴いた時が新曲!」理論で
マイペースにやっております。
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